【アクティブラーニング全般】大学でやるなら高校では要らないのでは?│先生のための相談室 vol.3
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「アクティブラーニング」はもともと大学教育での言葉だと聞きました。大学でアクティブラーニングを行うのであれば、高校の授業にアクティブラーニングを取り入れなくてもよいのではないでしょうか?
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様々なデータから、大学生になってからでは遅いということが言われています。たとえば複数の大学の...
先生からのお悩み募集中 参加型学習・アクティブラーニング型授業を実践する上での、先生方のお悩みをお寄せください。様々なデータから、大学生になってからでは遅いということが言われています。たとえば複数の大学の調査で大学初年次の成績(入試の成績ではない)と卒業時の成績は相関関係にあることがわかっています。つまり初年次の学び方が大学4年間の学びを左右しているのです。
また京都大学の溝上慎一教授は、「大学生のキャリア意識調査」から、「大学生の学びと成長」におけるポイントを(1)主体的に学ぶ力、(2)豊かな人間関係や活動性、(3)高いキャリア意識の3つとしていますが、これらを大学生になって一から身につけていくことは難しく、高校までの基礎があってこそのものであるといっています。