【授業計画・教材】アクティブラーニング型授業をどのようなタイミングで取り入れたらよいでしょうか? vol.25
-
一つの単元の中で、アクティブラーニング型授業をどのようなタイミングで取り入れたらよいでしょうか?
-
アクティブラーニングの取り入れ方に決まりはありません。ただ、何のためにアクティブラーニングを...
先生からのお悩み募集中 参加型学習・アクティブラーニング型授業を実践する上での、先生方のお悩みをお寄せください。アクティブラーニングの取り入れ方に決まりはありません。ただ、何のためにアクティブラーニングをやるのかということを明確にすることで、ある程度類型化することができますので、下記のことを参考に、どのようなタイミングで取り入れるのか判断するとよいでしょう。
- ①知識の習得・定着
- ・必要不可欠な知識(教科書で教えるべき内容の中でミニマムかつスタンダードな知識)について「講義」した後、それらの知識の理解を確認するためにアクティブラーニングを取り入れる。
- ・その際、まず個人で問題を解かせ、その後でペア、ないしはグループで解答の根拠を確認しながら解答する。
- ・生徒の理解を確認し、正答率が30~70%の間で理解にバラツキがあるときは生徒同士で正解を考えさせる。
- ・最後は、必ず個人で学んだことを振り返る。
- ②知識の活用
- ・単元末などで、その単元で習ったことを振り返りながら、総合的な問題に取り組むためにアクティブラーニングを取り入れる。
- ・単元や期末で既習事項の理解を確認するために、大学入試問題などを解かせるときにも有効である。
- ③探究
- ・総合学習などの「探究」的な学習では、ほぼアクティブラーニングを導入することができる。