マナビラボ

第14回

2019.02.27

「探究」ワークショップ③

一旦立ち止まって!編

「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」になること然り、次期学習指導要領において「探究」はキーワードになっています。とはいえ、実際に「探究」の授業はどのようにすすめていけばよいのだろう・・・

昨年度、マナビラボには、高校の先生方から「探究」についてのお悩み・ご相談が、いくつか寄せられました。

 

マナビラボは、日頃から当プロジェクトにご協力いただいている横浜市立桜丘高校さまからご依頼を受け、1年を通じて高校生のマナビにかかわるという貴重な機会をいただきました。ここでは、2018528日、625日、921日の三回にわたり、同校の一年生318名を対象に実施した「探究」のワークショップを4回に分けてご紹介します!

第3弾では、「探究」をすすめてきて少し時間が経った頃に実施したワークをご紹介します。長期間で取り組む学習活動の中で、生徒たちが「息切れ」してしまうことは少なくないのではないでしょうか。その原因は、モチベーションの問題だったり、内容や方法の難易度の問題だったり様々あると思います。一旦立ち止まって、これまで行なってきた「探究」のテーマや方法、ちょっと見直してみませんか?

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第3弾 「探究」のテーマと方法を見直そう

本時の大まかな流れは次の通りです。

①「探究」のテーマを問い直す

マナビラボでは「探究」をすすめていく中で陥りがちな状況をまとめて、「問いっぽく見えて問いじゃなかった症候群」と名付けた。「問いっぽく見えて問いじゃなかった症候群」への応急処置として、「ツッコミ・ミニワーク」を実施し、自分たちの「探究」のテーマについて再検討する。

②「探究」の方法を問い直す

これまで自力で行ってきた「探究」の方法について見直すために、自分たちの「探究」にはどのような方法が合っているのか、考えるポイントを確認する。

※当日は、第4弾でご紹介する部分と合わせて一回で実施したため、本時のまとめはなし。

 

資料はこちらからダウンロードできます

1弾はこちら

第2弾はこちら

※資料をご利用の際は、必ず、「未来を育てるマナビラボ」(URL)を明記してください

例)「未来を育てるマナビラボ」http://manabilab.nakahara-lab.net/article/5280

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