第5回
2016.04.13
豆腐シリーズ第二弾!
オリジナル豆腐づくりに挑戦
こんにちは。
マナビラボ高校生ライターのきむです‼よろしくお願いします。
さて、前回に引き続き豆腐シリーズ第二弾。「豆腐作り篇」です。取材で伺ったことも参考にしつつ準備を進めていきました。
まず味についての話し合い。どのようなものしようか… 意見を出し合いました。
「スイーツ豆腐をつくりたい」
「プロテイン豆腐をつくりたい(!?)」
「大豆でない豆で豆腐をつくりたい」
「冷や奴のネギと醤油を豆腐に入れ込んでしまおう」
「自分の好物を豆腐に入れたい」
「豆腐を味噌汁に入れるのではなく、豆腐に味噌汁を入れよう‼」
この中から決定したのは…‼
・プレーン豆腐(大豆でできた一般的な豆腐です)
・チーズ豆腐(私きむの好物です‼)
・味噌汁豆腐
・あんこ豆腐(豆腐の新時代を作れるかも!?)
・逆冷や奴(ネギと醤油を豆腐に入れます。発想の転換ですね〜)
今回は時間の制約と、質の高い豆腐を作ることより新しい味の豆腐を作ることを目標としたので、大豆ではなく豆乳から作ることにしました。豆乳とにがり、またチーズや味噌の具材を混ぜ合わせ、電子レンジで温めます。
さてさて当日。材料や道具を買い揃えて豆腐作りに挑みます。
しかし、このときの私たちはまだ豆腐作りの難しさを知る由もなかった…
豆腐作りをなめていたのです‼
まずは、簡単にいくと思っていた私は豆乳を容器に入れてにがりを数滴垂らしチーズを千切って入れて電子レンジで温めました。
うわあああああああああぁ…爆発してしまった(・・;)
何が違うのか…にがりが少なかったのかもしれない。第2弾、にがりを入れまくった味噌汁豆腐の液体を温めました。
爆発した結果、一枚の薄い湯葉ができました。
その湯葉を食べたハルネコ(高校生ライター)の感想は……
………
……………
言葉にできないくらいの苦さがあって、ゴーヤを入れすぎたゴーヤチャンプルのような味で、それに加えて醤油の甘みを感じられたというあまり美味しくない感想をいただきました(笑)
苦すぎということは、にがりの入れすぎだ‼
でもにがりを入れないと固まらない‼
私たちの頭の中には何としても豆腐の「形」には持って行くにがりと豆乳の量の試行錯誤を繰り返したり、容器を満杯にしてみたり…
すべての材料を2倍にしたり、温め直したりしたチーズ豆腐がなんとなくとろとろしてきました。これは、ゴールが見えてきた‼ここまでの想像していなかった長い道のりの中で初めてホッとしました。このまま温め続けてもチーズが溶けてしまう一方なのでガーゼを用いてチーズ豆腐になりかかった液体を濾しました。濾しただけでも、固体感が増して豆腐に近づいてきたように思えたのでゴールが見えてきて嬉しかったです‼
ここからさらに水分を抜くにはどうすればよいのか‼皿を乗せて数十分待ってみましたが、変化は現れず。
ここで最後の手段。
絞る。
せっかくガーゼがあるのだからw
絞ってやっと完成‼
いや〜ここまで長かったですね。
一時はただ温めた豆乳をテーブルに並べて終わりになってしまうのではないかと焦りを感じました。固体になった、「形」になったので達成感は感じられますねw
最後に実食‼香りはチーズ。期待をしつつ口に入れた。
お?食べられる?
と思い10秒。
そのあとにとてつもない塩分が襲ってきました。
次に襲ってくるのは苦味の波。
むり〜むり〜完食できない‼
醤油をさらにかけたり、あんこを食べながら豆腐に挑んだり…高校生ライター3人とマナビラボスタッフで頑張りましたがまだまだチーズ豆腐は残っています。
……
………
今回お借りした施設b-labのスタッフさんの協力を得て、なんとか完食しました。これにて、豆腐作りプロジェクトは終了‼お疲れ様でした。
今回、この挑戦を通して多くのことを学びました‼豆腐作りで見たレシピは正解ではありませんでした。
そのため自分たちで本当のレシピを見つけなければなりませんでした。
これは、正解のないものに立ち向かったということだと私は考えます。その過程は難しいと率直に感じました。
結果を見ると形しか再現ができなかったので失敗かもしれませんが、みんなで手と頭を動かせてひとつのものを作り上げる経験は楽しかったです。
これを読んでるみなさんで豆腐作りに精通している方がいれば、変えるべき点を是非教えていただきたいです(笑)
私はまだ諦めていませんw
ちなみに…このあと高校生ライターの一人「あいう」が近くで豆腐を買ってきてくれてみんなで食べました‼
みずみずしくて大豆の味がして感動しました‼
これから味噌汁に入っている豆腐を見る目が変わりそうです笑
第三弾(豆腐シリーズ最終回)は「豆腐屋さんって減っているの?」です。どうぞお楽しみに‼