第52回
2019.03.27
2018年度★成果報告
東京大学から立教大学に移って早1年、、、
2018年度マナビラボ・プロジェクトの成果報告 を動画でお送りします!
2015年度より中原淳研究室と日本教育研究イノベーションセンター(JCERI)が共同ですすめてきた「 高等学校におけるアクティブラーニング型授業を推進するための高大連携プロジェクト 」も2018年度で4年目を迎えました。この度、2015年度からのマナビラボ・プロジェクトの活動成果を書籍にまとめました!
『「未来を語る高校」が生き残る:アクティブラーニング・ブームのその先へ』
(学事出版、2019年4月刊行予定)
本書では、2015年度から2018年度までに蓄積されたマナビラボ・プロジェクトの知見をもとに、「数字」「事例」「対話」という観点から、アクティブラーニングやカリキュラム・マネジメントで揺れた高校教育の これまで を振り返りつつ、 これから について検討しています。
全国調査からわかった全国的傾向を「数字」で、「数字」からは十分に把握しきれない授業づくりや学校づくりを支える仕掛け・思いについては「事例」でお示しし、
高校教育の これまで を「数字」や「事例」というデータから捉えながら、高校教育のこれからを「対話」によってひらいていくことを本書の中では試みています。
高校教育の これから をひらく鍵になる「対話」は、
研究者による鼎談
安彦忠彦先生(神奈川大学)× 田中義郎先生(桜美林大学)× 溝上慎一先生(桐蔭学園)
現職教員による鼎談
大畑方人先生(東京都立高島高校)× 殿垣哲也先生(兵庫県立東播工業高校)× 宮崎芳史先生(新潟県立佐渡中等教育学校)
の2本立てで所収しています。
予測困難な未来が待ち受けている中で、 これまで をもとに これから の高校教育について「対話」すること、各々の学校が「未来を語る高校」であることが、高校教育の魅力的な未来を考えていくときのポイントになるのではないでしょうか?
ぜひご笑覧いただけましたら幸いです!
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取材
中原 淳