マナビラボ

第10回

2016.09.28

何を学ぶかは生徒自身が何をするか
教師が何をするかではない

マナビや教育について、ちょっと立ち止まって考えてみるきっかけづくりを目的にした、「3分でわかる!マナビの理論」。第10回の今回は、カリキュラム開発論が専門のラルフ・W・タイラーの主著『Basic Principles of Curriculum and Instruction』からの一節をご紹介します!

生徒にどのように成長してほしいですか?
生徒の成長を促すために、どのような「学びの経験」を用意しますか?
入念に計画された経験を経た生徒たちは、目的通りに成長できましたか?

カリキュラムをしっかりと計画すること、そしてそれを点検し、調整することの重大性を説いたタイラー。
一方で、
「何を学ぶかは、生徒自身が何をするかによる。教師が何をするかではない」
と論じ、何を「教えるか」ではなく何を「経験させるか」に焦点を当てました。

先生の授業は、生徒たちにどのような経験を積ませていますか?

 

(撮影・編集 鈴木健介)

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