マナビラボ

第24回

2018.07.18

ほんものの探求はいつ始まる?

マナビや教育について、ちょっと立ち止まって考えてみるきっかけづくりを目的にした、「3分でわかる!マナビの理論」。

第22回は、マシュー・リップマンの主著『探求の共同体』からの一節をご紹介します。

リップマンは、コロンビア大学の哲学科教授だった1960年代終わりに、大学生の思考力・判断力の低下に危機感を覚え、初等教育段階から思考の教育を行うことが重要であるとの問題意識から、「子どものための哲学」(Philosphy for Children:P4C)の実践を始めた思想家として有名です。現在P4Cは世界中で実践されており、近年では日本でも多くの学校がP4Cスタイルでの授業に取り組んでいます。

そんなリップマンの主著は、「探求 inquary」を主題としたもの。「探究」は新学習指導要領の柱の1つでもあり、いま最も熱いテーマとも言えます。

--探求とは何か?探求活動において、教師はどのように振る舞うべきか?

リップマンの言葉から、新しい授業づくりのヒントが見つかるかもしれません。

 

  • 取材

    村松 灯

  • 取材

    渡邉 優子

  • 撮影

    松尾 駿

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