マナビラボ

第7回

2016.06.15

「非難する者」は暗黙のうちに
相手より優位に立っている?!

マナビや教育について、ちょっと立ち止まって考えてみるきっかけづくりを目的にした、「3分でわかる!マナビの理論」。第7回目の今回は、アイリス・マリオン・ヤングの『Responsibility for Justice(正義の責任)』からの一節をご紹介します!

誰かが何者かを「非難」するとき、非難しているひとはしばしば「暗黙のうちに、非難されている者に対して優位の立場に」置かれる。
しかし、その非難しているひとが、非難されているひとよりも優れているという根拠はあるか?
非難しているひと自身は、果たして問題解決に貢献しているか?

個人や個別の集団を責任を非難するのではなく、社会全体で前向きに問題解決をしていくことの責任の重要性を説いたヤングの一節です。

 

  • 取材

    山辺 恵理子

  • 撮影

    松尾 駿

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