第1回
2015.12.16
初のアクティブラーニング全国調査の結果を大公開!
教えて!高校のアクティブラーニング
「アクティブ・ラーニング」という言葉を知ったきっかけ
高校教育の現場にいる先生方は、「アクティブ・ラーニング」という言葉についてどのようなイメージを持っているのでしょうか。「アクティブ・ラーニング」という言葉をはじめて知ったきっかけは、学校代表者・教科主任ともに「公務として参加した研修・勉強会」が40%以上と圧倒的に多く、テレビ、インターネット、新聞などで見聞きした人の倍以上となっています。また、学校代表者の15%近くが、「中央教育審議会の諮問」に目を通しており、学校経営の方向性を考える上でのキーワードとして「アクティブ・ラーニング」という言葉が認識されていることがうかがえます。教科主任の先生方の中には、自ら学び授業実践の中で取り入れようと「自主的に参加した研修・勉強会」で「アクティブ・ラーニング」という言葉を知った先生が9%いた一方で、この調査ではじめて知ったという先生も5%いました。
上図は、ご自由に引用・転載していただいて構いません。また、引用・転載にあたっては、事前にご連絡をいただく必要はありませんが、必ず以下の【出典記載例】に則って、出典をご明記ください。
【出典記載例】
木村充, 山辺恵理子, 中原淳 (2015). 東京大学−日本教育研究イノベーションセンター共同調査研究 高等学校におけるアクティブラーニングの視点に立った参加型授業に関する実態調査: 第一次報告書.
http://manabilab.nakahara-lab.net/wp/wp-content/uploads/2015/12/1streport.pdf